“社会性”は教え込むものではなく育てる「力」
人と仲良くするのは大事」と頭では分かっていても、それが自然にできる人と、なかなか難しい人がいます。
その違いは、“気持ち”ではなく“能力”としての社会性が育っているかどうかにあります。
社会性とは、人間関係の中でお互いに心地よく過ごすために、自分も相手も大切にしながら行動できる力。
ただ自己中心的に振る舞うのではなく、「どうしたらお互いにとっていいのか」を考える力です。
社会性は、3才頃から8才ぐらいの間に学習されると言われています。
つまり、幼児期がカギなのです。
以下のようなことすべてで、社会性は育成されます。
・大人たちからの働きかけ
・子どもが親や大人たちを行動観察
・子どもどうしのつきあい
「うちの子、なぜこうなんだろう」と思う事もあると思います。
しかし、子どもの社会性は親や大人の関わり方そのものを映し出す鏡。
だからこそ、家庭で一緒に社会性を育てていく姿勢が大切なのです。
知識だけでは人間にはなれません。
社会性は、心であり、能力であり、人としての土台。
だからこそ、ピグマリオンでは社会性の育成を大切にしています。