全身のバランスをとる能力が発達し、体の動きが巧みになり、身近にある用具を使って操作するような動きも上手になっていく時期です。
なわ跳びやボール遊びなど、体全体でリズムをとったり、用具を巧みに操作したりコントロールさせたりする遊びの中で、持つ、運ぶ、投げる、捕る、転がす、蹴る、積む、こぐ、掘る、押す、引くなどの「用具などを操作する動き」を経験しましょう。
筆圧、運筆能力は完全にマスターできるようにしてください。
指先能力の確立は手と目(みる力)の協応能力を確実に成長させます。
指先能力の発達で、肉体的自立から精神的自立を得て、2~3次元空間把握能力の発達が、2~3人称的に考える心を作り、数論理能力の発達が、法則性発見・論理的思考力を高め、想像力が豊かになり、身近な人の気持ちを察し、少しずつ自分の気持ちを抑えられたり、我慢ができるようになり、仲間意識が芽生え、友達と誘いあって遊んだりしながら、思いやりや優しさが生まれてきます。
また、この時期は本を自分で読める能力づくりの時期ですので、市販の絵本などを図書館などで借りてきて可能な限り、一人で本が読めるようになってください。