講習会のご質問にお答え致します

先日開催致しました「第2回 ピグマリオン幼児家庭学習のお客様限定講演会」に、ご参加頂きました皆様、お申込み頂きました皆様、誠にありがとうございました。

講習会で頂きましたご質問についてお答えしております。                              同じ内容のご質問に関しましてはまとめさせて頂きましたのでご了承ください。

質問内容によっては、各教室長の回答も掲載しております。
今後の学習の参考にして頂けましたら幸いです。
個人的にご質問がございます場合は、お気軽に相談窓口までお問い合わせください。

【ご受講者様限定、オープンチャット】
「ピグマリオン幼児家庭学習(公式)みんなの広場 」を開設しております。 
上部に「キーワードで検索」という検索窓が表示されます。                                       

「声かけ」「収納」「指先」「点描写」「紙芝居」「計算」「数唱」「習い事」「数」など入力して頂くと、過去の質問、回答がご覧いただけますので、ご参考になさってください。

質問1)
問題を解くのに時間がかかり、気になっています。                  そのうちにスピードはついていくものでしょうか。                       ナンバープレイスに20分以上                                   4桁の引き算に1問5分以上

→時間はモノの一つです。モノのことは気にしないでください。                        何時間かかってもいいです。                                      4桁の引き算は、計算を能力で解いていないので時間がかかります。                     補数関係で処理していきましょう。                                       例えば、3432-1893は、34百と、18百と見えていない限り時間がかかります。          そして15百あって、100-93を引き7と32を足すように処理しましょう。                     

質問2) 集中力がありません。
難しい問題に直面すると、取り組むのが嫌になり諦めてしまいます。

→集中力を鍛えるということはありません。                                  能力があれば記憶があり、物事を作り上げてアウトプットし続けてきたら、集中力があります。                                             教えていると、どれだけ覚えているか、答えを子どもがつくっていないから取り組みが嫌になります。                                    親子で能力をつくっていきましょう。                                     間違ってもよいので、間違ったらまたやる。今、考えていること、身についたことで問題を解いていけば、自然と集中力がついていくでしょう。

質問3)現在、全ての計算を暗算でしているのですが、筆算や九九はさせた方がいいでしょうか?

→九九や筆算は出来る限り覚えさせないでください。                                筆算は、わり算を理解できなくなり、素数の和として数を見れなくなります。                数を量としてとらえれず、位置や位としてとらえる頭になってしまいます。                    量でとらえるからこそ、長さ、重さ、かさ、時間も量としてとらえれるのです。

質問4)子ども(年長)ができない問題に試行錯誤しているとき、どの程度待ってヒントや、やり方を教えればよろしいでしょうか?自分でできるまで待ってやるべきでしょうか?                                      

→試行錯誤の時間は、無駄な時間ではありません。                            思考し、創造している時間と思ってください。                                 可能な限り、答えを創り、アウトプットできるようにしましょう。

質問5)読解力(問題文の内容を正しく読み取る・問われていることを理解する力)を、向上させるための効果的な取組み等ございますか。

→読解の前に認識が必要です。                                               ピグマリオンは、幾何学的認識、数量論理的認識、判断、仮定、消去、比較、思考などの創造的処理能力を育てますので、それがまず、必要です。                            そして、歌やお話を一緒に楽しみましょう。

質問6)学習を進める上で、どの到達点まで達しているかの見分け方、次のステップに進む目安

→次の段階の問題を与えてみましょう。                                       数えず、解説せず、正解できるようになったら次のステップにお進みください。

質問7)伸びる子の母親の具体例 (今までの体験からの話)

→岡山の倉敷から通ってきた双子の男の子の親は、一緒に学ぶ機会を大切にされていました。                                                 実際に、踏切や 賤ヶ岳、 関ヶ原の古戦場を回りました。                         二人とも現役で東大に合格しました。 

長野県の教育史上最高の知能指数をだした子供の親は、休みの日に私に会いに来られました。                                                    最高の知能指数など、ピグマリオンを3年学べば、誰でもなれます!が口癖です。

質問8) 家庭学習の時間が30分以下なのですが、大丈夫でしょうか。その他の時間は、ゲーム機、テレビをダラダラ見ています。

→毎日1題点描写。その他は、10分程度でも大丈夫です。                       子供のできないところばかりを気にしないでください。

質問9)小2の息子がおります。昔から絵が苦手で、字も汚く、図形もきれいに描けません。このような子は点図形などに取り組むと良いのでしょうか。未就学の時もやっておりましたが、この時もあまりきれいに書けませんでした。

→「まず、この3つの能力を」をマスターすることが重要です。
「手首がまがる」「形がとらえれらる」「位置がとらえられる」この3つの指先調節能力、図形形態能力、空間位置把握能力が育ち、点描写で斜めの線がかけるようになることです。まずは指先能力を鍛えましょう。  

質問10) 褒め続けることで天狗にならないでしょうか

→褒めるべき時だけ褒める事です。いつも褒めると意味がなくなります。

質問11)学習習慣を身につかせるための秘訣とは?

→Y先生                                                                  子どもが小さいうちは、自学自習は難しいので、親子で目標を持ち、目標を達成するとシールを貼ったり、カレンダーに〇をつけたり、親が「このプリントやって」と言うのではなく子どもに何枚するか言わせ、10~20分でもよいので短い時間で集中させましょう。初めてする問題や出来ない場合は、親が手を添え一緒にレッスンしてください。出来たら褒めて、抱きしめてあげましょう。

H先生                                                  年齢や、お子様の性格、親の関わり方にもよりますが、子供がどれだけ満たされるかが大事だと思います。親も子どもと同じ問題に取り組んだり、競争していくのもよいでしょう。

質問12)子供が解答を間違えたときの声かけの仕方が悩みます。

→H先生                                                低年齢のお子様は間違えても問題ございません。小学生のお子様は、間違った問題は、糧になるので考える事が大事だよ!と否定しません。                                   A先生                                             間違いがあっても、「間違える事もあるからね~、もう一回解いてごらん」とさらっと言います。間違いを恐れさせないようにし、間違いは指摘はしません。                           H先生                                               小さいお子様には間違ったことを言わず、〇をします。小学生のお子様には、正解の答えから逆算して、自分で答えを導き出せるようにお手伝いをしています。 

質問13)学習時間はどのくらいを目安                         

→ カリキュラムはおおよその学習目安です。                                 ご家庭で学習される場合は、1回分の学習を何回かに分けて学習するなど、カリキュラム通りに進まれなくても結構ですので、1日5~15分からはじめてみましょう。                                                                週末にしか取り組めない場合も、お子様の集中力に合わせて、1回5~15分で取り組んでみてください。                                                  お子様にもよりますが、幼児期の集中力は15分ぐらいです。                                  年齢と共にお子様の状況に合わせて、徐々に時間を延ばしたり、1日に15分を2回、3回と時間をずらして学習するなど、お子様の集中力を考慮して、楽しく学ぶための工夫をしてください。勿論、本人の集中力が続いている時は、中断する事なく続けてください。
学習習慣をつけるためには、夕食前など時間帯を決めて、毎日歯を磨くのと同じように、15分程度学習するとよいでしょう。
お子様の負担にならないよう、無理なく楽しんで学べるようにしてあげてください。  

                                                                                                                                                                         ◎カリキュラムについて
幼児能力開発講座 週1回40~50分x12ヶ月(44~48回)
思考力育成講座  週1回8枚x12ヶ月(48回)
◎スーパーピグマリオン本科教室のカリキュラムについて
年少下下・年少下 週1回40分
年少・年中・年長 週1回50分
児童以上     週1回80分(思考力講座25分+実感算数講座55分)