【塾長の話】幼児期にこそ魂の強い子に

「三つ子の魂百までも」と言われます様に幼児期に培われた資質で人は一生を過ごすことになります。
その意味で幼児期の教育は資質作りであるということをしっかり認識することが必要です。

先日、誰もが憧れる某国立大学の学生を永年世話なさって来られた方にお話を伺う機会がありました。

その方の話に依りますと、学生達の資質が大きく変わってきているということです、勉強はできるが魂の弱い学生が何と多いことかと嘆いておられました。

自分をしっかり主張できない、心をうまく言葉に表現できない、その結果、逆境に弱く、社会の荒波に乗り出して行けずに漂っている学生が多く居て、昔の様な大志を抱いた学生が居ないとのことでした。

勉強が出来ることは大変重要な事ですが、強い精神をも同時に育ててあげること、そしてその為の最重要時期こそ「幼児期」なのだということをしっかり確認致しましょう。

強い魂と高いレベルの教育によってこそ、高い社会性を備えた高品格の人間が出来上がるのです。