中川博士の論説紙芝居国語 テーマ一覧
1話:スキマの植物
2話:日本で一番低い山?
3話:子供の権利
4話:お母さんがちゃんと園におむかえにくるために
5話:森で採るか、畑でつくるか?
6話:インゲン豆の葉と、それを食べたいダニとの闘い
7話:生き物はなぜ死ぬのか?
8話:答えのない問題
9話:見て見ぬ振り
10話:他人に無関心
11話:月はツルツルかデコボコか?
12話:鳥の卵の形
13話:情報と知識の違い
14話:アリはどうして仲間を助ける?
15話:科学技術と技の違い
16話:文化とは何か
17話:覚えることと忘れること
18話:日本らしさ
19話:釜を買うのに二年
20話 火星の通り道の形
21話:インドの時間と日本の時間
22話:赤とんぼの値段
23話:ミツバチは引っこし先をどう決めるか
24話:科学と物語
25話:「当たり前」を考え直す
26話:みんなが一番になれる場所
27話:お金の役割
28話:西洋と日本、それぞれが庭園に込めた思想を読み解きながら伝統の枯山水を知る 「ヨーロッパの庭と日本の庭」
29話:身近な例から言語を学ぶプロセスを描き、普段は意識されない言葉の在り方を明らかにする 「かゆい」と「しびれる」
30話:人工的な国際言語「エスペラント」を入口に、言葉が持つ「意味」の不思議さを取り上げた 「辞書にない「意味」
31話:私たちは用いる「概念」の役割からジェンダー論への入口を取り上げる 「男の子らしさと女の子らしさ」
32話:言語の特徴から文化・風習を読み取り、日本語に現れた精神性を考える 「アラビア語のなぞ」
33話:何気なく行いがちな多数決の課題を確認し、多様な意見の尊重する必要性を学ぶ 「多数決するときに大切なこと」
34話:「学ぶ」ことにおける自由な視点の重要性を驚きの科学的発見に注目し扱う 「雨を降らせる小さな小さな生きもの」
35話:日常のふとした出来事に注意を向け、「因果関係」を巡る問いを扱う 「ドアはどうしてこわれたか?」
36話:様々な領域において求められる言葉の違い、考え方の違いを紐解く 「科学の言葉、物語の言葉」
37話:現代の消費社会に暮らす私たちの幸福をす 「買いものを続ける私たち」
38話:世界中で歌われる子守唄を題材に科学という営みを描く 「子守唄のなぞ」
39話:近代社会の成立と家族形態の変化から「子ども」像の歴史を見る 「子ども」という存在」
40話:異色の大科学者、寺田寅彦が世界と向き合った姿勢に学ぶ 「科学者が日常をながめるとき」
41話:「技術」が人間社会に与える眼に見えない、しかし大きな影響力を考える 「自転車が世界を変えてしまった」
42話:赤子の驚くべき能力から「科学」の営み、「理論」の構築過程を紐解く 「理論をつくる赤ちゃん」
43話:予想を遥かに超えた蚊の進化速度をヒントに、「都市」という未知の環境に迫る 「トンネルの中で暮らす蚊」
44話:道徳のあり方をテーマに、物語の構成を合せて学ぶことができる物語文 「大きいものの過ち」(アナトール・フランス著)
45話:学習心理学の古典を紐解き、学びに潜む曖昧さの意義を探る 「学習するネズミ」
46話:工業化・都市化と隣り合わせになった人間の孤独と「進歩史観」を繋ぐ 「ラジオが生んだ「ひとりぼっち」
47話:対照的な2人の侍の姿から、古来の倫理観・宗教観を取り出す 「双六に勝った侍」(『今昔物語集』より)
48話: 「見て見ぬ振り」の科学的研究から、よりよく生きるためのヒントを探る 「傍観者」をこえるために」
49話:現代におけるフェアネスの必要性と可能性を身近なチョコレートから考える 「カカオを作る子どもたち」
50話:機転による問題解決の伏線と、人間心理の洞察を面白さとして学ぶ 「塀を塗るトム・ソーヤ―」(『トム・ソーヤ―の冒険』より))
51話:実験科学とは異なる「質的研究」の世界に触れ、その重要性を学ぶ 「貧困と肥満」
52話:「進化」と「SDGs」を結び、人間社会の経済の在り方を考える 「オオツノジカに学ぶ」
53話:「答」だけではなく、「問題」を考える観点から歴史を読み解く 「ダーウィンはなぜすごかったか?」
54話:なじみ深い「お地蔵様」のエピソードから古典の情緒に触れる 「鹿狩りの時に見せた功徳」(『今昔物語集』より)
55話:集団内での対話と創造性にあるべき知性の姿を見る 「賢さとは?」
56話:チンパンジーとヒトの「学習」を比較し、「模倣」の重要性に注目する 「ヒトは真似して学ぶ」
57話:ストーリーの展開とともに個人の人格・尊厳に対する態度を問う 『身体検査』(ソログープ・フョードル著)
58話:「議会」制度の背景思想を入り口に、制度としての民主制を学ぶ 「直接民主制と代表民主制」
59話:子どもが持つ潜在能力をヒントに「模倣」という学習法を取り上げた 「真似をするトップランナー」
60話:仏教が栄えた時代、徳としての「慈悲」と共有された「孝」の思想に触れる 「防人が服喪期間が欲しくて母殺し」(『今昔物語集』より)
61話:近代化がもたらした変化を学び、現代の視点から振り返る 「時間を守るというルール」
62話:何にも縛られず何かを意志することは可能なのか。「自由」を巡る問いに挑む 「私たちは自由なのか?」
63話:宮沢賢治の描いた「鹿踊り」の姿に人間と自然の関係、文化の起源を見る 「鹿踊りのはじまり」
64話:嵐の夜を耐え、一人の女性の生きる希望となった一枚の葉を巡る物語 「最後の一枚の葉」
65話:個人のアイデンティティの源には何があるのか。「構築主義」の考え方を学ぶ 「自分らしさとは?」
66話:歴史を眺める2つの視点から、歴史家の仕事と歴史を学ぶ意義を探る 「なぜ歴史を学ぶのか」
67話:現在も伝わる土地の伝承に触れ、身近なものとして古典を味わう 「土佐の妹兄島」
68話:画期的な新技術が広まらないのはなぜ? 技術移行の条件を考える 「円い滑走路」
69話:技術が「できるようにしてしまった」ことを巡る問い 「どこまで長生きするべきか?」
70話:互いを思う気持ちが生んだ、心温まるすれ違いの物語 「賢者の贈り物」
71話:通信技術の発達史と、その結果生まれた世界を学ぶ 「言葉をすぐに遠くへ」
72話:よりよい将来への過程を描く「物語」を、これからの社会の手本とする「未来をつくる物語」
73話:「共有」が生み出す人間的「知識」の特徴と危うさ 「他人の知識は自分の知識?」
74話:当代随一の相撲取りが見せた機転を追うストーリー 「鰐鮫に勝った相撲取り」
75話:「同調圧力」の語を生んだソロモン・アッシュ博士の実験を辿る 「ソロモン少年の思い出」
76話:「保護」か、「共生」か。自然との関係を巡る2つの「物語」の衝突 「山を追われたマタギたち」
77話:才能あふれる孫を前にした祖父の行動と心理を追う、名作の1シーン 「ジャン・クリストフ」
78話:なぜ、子どもたちには昔話が必要なのか? なにげない疑問に回答を提示する 「幼児向けの物語の役割」
79話:新たな言語表現の創出として文学の営みを紐解く 「蜻蛉が「流れる」?」
80話:歴史に名を遺す平安の画伯、その卓越ぶりを示すエピソード 「細工職人と画家の知恵比べ」
81話:「デザイン」を通じて、日常に溶け込む経験を取り出す 「形のない傘立て」
82話:芸術という営みを科学と対比し、創作活動の背景を学ぶ 「救済としての芸術」
83話:心情の理解に基づく読解、その入り口となる児童小説の一作 「嘘」
84話:現代にまで続く名刹のエピソードから時代感覚を養う 「成合寺の修行僧が出会った不思議な力」
85話:「日本民俗学」の父に学ぶ、歴史を眺める新たな視点 「柳田國男と民俗学」
86話:「歴史的事実」の背景をなす歴史家の仕事から俯瞰的な思考を磨く 「歴史に残る台風」
87話:共感と他者に対する想像力から読解力を導く実践となる小説作品 「碁石を吞んだ八ちゃん」
88話:名匠の手法から日本画の精神を学び、更なる芸術の一面を取り出す 「伊藤若冲の椿」
89話:強欲な国司の振舞いに対する風刺から当時の世俗を知る 「崖に落ちた信濃守」
90話:オルタナティブな時間の在り方を問い、近代社会への批判的視座とする 「山里の時間」
91話:倫理、道徳の基礎となる「共感」「同情」の起源を進化の中に探る 「鳥を救おうとしたボノボ」
92話:演劇のルーツを辿ることで「演劇の芸術性」を根拠づける 「妖精を生き返らせた観客」
93話:繊細かつ複雑な人間心理に触れる菊池寛の短編小説「勝負事」
94話:我が国の水害の歴史に触れながら、当時の自然観・世界観を学ぶ 「水難、火難、もう一難」