【塾長の話】女の子の育て方

たくさんの全国から教育相談の向こうに、多くのお父さんやお母さんに顔が浮かびます。しかし、ほとんどがお母さんです。皆さんも思い出してください。

特に今、子供のお母さんになっておられる皆さんの心や資質に、あなたを育ててくれた、子供から見れば祖母さん、あなたから見れば母の影響が多大にあるでしょう。

男の子は母親の影響をストレートには受けません。男の子は、小学高学年ぐらいから、だんだんと母親から精神的に離れ始めるからです。中学、高校になればほとんど、母親とは心は離れて感心は異性に移っていき、それは自然なことであり、それが正常な成長です。

しかし女の子は違います。嫁ぐ日が来るまで、母親と長く接触し、女性として生きるためのたくさんの学びを吸収しなければならない為、必然的に意識していなくても、母親からたくさんの影響を受け続けるのです。食事の味付けや生活のあらゆる面での行動や考え方など。お母さんと仲良しだった娘さん、そうでなかった娘さんも、今は自分の子どもを育てるお母さん!

自分が経験した母親のあり方に、社会に出てから学んだ社会経験を加えて、我が子が立派な社会人として人生を歩んでくれる人物に育て上げてください。

年少児から、小学校3年生の終わりくらいまでの、この幼少時期の育て方が、人生を決めるぐらいの覚悟で!!