【塾長の話】「機関銃ママ」
長年に渡って幼児教育に携わって参りました中で、時々、凄い早口で喋るお母さんに出会うことがあります。
あれだけ早く沢山の単語が口をついて出て来るのですから、脳には莫大な数の言葉が所蔵されているに違いないと常々私は考えております。
その大量の言葉が、実に早いスピードで飛び出して来るので、失礼なのですが、私はそういうタイプのお母さんを勝手に「機関銃ママ」と思うことにしています。
聡明な方がたくさん居られますが、言葉の弾丸を大量に浴びせられて、たくさんの指示をされる幼児期の子ども達の心は、どんな具合になっているのかなと、それがずっと私の心にはあるのです。
穏やかに、静かな口調で、幼い心に指示されることが、子どもさんにとって、優しい心の育成につながるのではと、思っています。