【塾長の話】パンとサーカス

誰でもがご存知だと思いますが、1000年以上にわたって続いた古代ローマ帝国が隣国のオスマントルコ帝国に攻め滅ぼされる一因となった、ローマ帝国の指導者や国民の怠惰な日々の生活、 社会的堕落の象徴、それが「パンとサーカス」です。

今、日本もこの「パンとサーカス」意識が、ごく一部の方たち以外の大部分の大人たちの心にあるのではと、私には思えます。

あまり成長できなくなった日本を再び向上させてくれるのは子ども達であり、そこにこそ希望があるのです。

子ども達に「パンとサーカス」は適量の体験にとどめ置き頂いて、優秀な日本の子ども達が、世界のリーダーの一員として!この国が存続し続けられる希望の力になるよう、育ち上がって行って欲しいと念頭しております。

創意工夫の名人とも言える日本人の本領を、再び子ども達が受け継いでくれることを願っております。