明確な動機付けを

子どもは日々、成長してまいります。

長い間、人間をしてまいりました立場から、はっきりと判明する事実があります。

それは、「人生に明確な目標」を持って、それに着実に近づき達成した人は、その分野の専門家になり、ゆるぎない人生の基盤を獲得されているという事実です。

その出発点になっているのが実は、幼児期であったのです。

幼児期にその子の明確な目標となるべき種子を植え付けていないと、その子は人生の早い時期に目標設定できずに、不幸な場合には一生遂に目標を見つけられず、只、生活をするためにだけ生きたという人生を歩むことになってしまいます。

才能が要求される分野なら早くそれについての才能の有無を見極めてあげることが肝要です。

漠然とではなく、明確かつはっきりと子どもがその分野に進みたいと思うようになるよう、工夫して動機づけしてあげましょう。