ヘリコプター症候群

我が子はかわいいものです。
特に母親にとっては絶対的「宝もの」でしょう。

その思いのあまり、いつも看視し、見守って保護してあげたい。
これは本能に近いものです。

グルグルと子どもの上空を回り続けて、問題が起こればすぐに降下して解決してあげて、また再び上空で待機する。

これが、どんな影響を子どもに与えるか、そうしてもらい続けた子どもはどんな資質を持った人間になるか、それは自明の理です。

現場から見えてくるのは、男児の一人っ子にこれが多々見受けられますので、十分ご留意ください。

勉強がいくらできるようになっても、他の要因で、決して「そしり」を受けない人材に育ててあげなくてはなりません。