【塾長の話】落ち着きのない子の実話
私の体験です。その2人の生徒は4年ぐらいの年の差がありましたので、別々に私が担当しておりました。
2人は見せる反応が実によく似ていて、共にお母さんは超教育熱心、毎日家庭での学習をしておりました。
私が口頭で問題を出しますと、すぐに反応します。
一人は「はーい」と挙手です。しかも間髪をいれずにです。
ハイっと当てますと、答えは無茶苦茶です。
もう一人の反応は、こちらの子もすぐ「わかった!」と反応するのです。
それでは答えは?こちらも答えは無茶苦茶です。
2人は全く落ち着きがなく、ガザガザ動き回り、もちろん、勉強は全くできませんでした。
親御さんは原因を深く考えることなく、次に取られる行動は、あちらこちらの学習塾にどんどん行かしはじめるのです。
皆さんのまわりでもたくさん居られるのではないでしょうか。
本人は疲れ果て気力すら失ってしまいます。
もう一つの実話です。
少年が6年生の時に、学校近くの池で発生しました。
毎日、校門前で我が子を待ち、あちこちの学びに連れていく母親・・・その日は下校せず、子供たちが池のところで騒いでいました。
幸い九死に一生を得ましたが、母は1週間鳴き続けました。
教育ママをスッパリと捨て、別人のようになりました。
深く自己反省をされ、息子さんは自立意識を身に付け、大きな人物に成人していかれたのでした。
この真実の話の中に、あなたは何かを発見し実践なさってください。