【塾長の話】子供をだめにしたかったら
いにしえの昔より、政敵に競り勝つ方策として、相手の後継ぎ男児をダメ男にするのです。
付添人をうまく使い、本人の欲しがるもの、したがること、行きたがるところ、本人が希望することを全て受け入れて叶えてあげるのです。
本人は毎日、何の憂いもなく上機嫌。
素晴らしい付添人で子供があんなに喜んで育ってくれているのだからと、親も付添人も大満足。
恐ろしい魂胆があるとは少しも考えないで・・・
やがて年齢を重ね男児も青年になっていきます。
次第に、厳しい社会の風に当たり始めたとき、その男児はどのように反応するのでしょうか。
自分の思いは全く通じないことを知り、もみくちゃにされる自分の無力さに涙することになるのは自明の理です。